ミュンヘンの朝ごはん白ソーセージって?食べ方とドイツ語での注文の仕方
2019. 1. 24 更新
ご訪問いただきありがとうございます。
この記事をお読みになっているということは、ドイツ旅行をお考え中でしょうか。
もしくはドイツへの転勤や留学の準備中でしょうか。
本記事では、ミュンヘンに来たら是非食べて頂きたい、在住3年目の私も大好きなバイエルン地方の伝統的な朝食をご紹介したいと思います!
皆さんは南ドイツの朝食と聞いて何を思い浮かべますか?
ドイツと言えば、ビール!ソーセージ!ジャガイモ!とほとんどの方がイメージされると思います。
まさにその通り。
ここ、南ドイツの朝食は白ビールに白ソーセージとプレッツェルなんです。
朝からビール?白ソーセージと白ビール?って?
注文の仕方から食べ方まで、ご紹介していきたいと思います。
ミュンヘンの伝統的な朝食 白ソーセージとプレッツェル
こちらが伝統的な朝ごはんセット。
白ソーセージ " ヴァイスヴルスト Weißwurst " と " プレッツェル Brezel "で、ここに" 白ビール ヴァイスビアー Weißbier " を飲みます。
まさに真っ白のソーセージ。よく弾いた仔牛肉にレモンやナツメグ、パセリ、タマネギ、生姜、その他様々な香草が混ぜ合わされ豚のケーシングに詰められたもの。ハーブの香りがしてふわふわです。
鮮度が命のため『白ソーセージは正午の鐘を聞いてはならない』ということわざがある程で、お昼までに食べることが一般的となっています。
マリエンプラッツや中央駅などの観光地にあるレストランでは夜まで出しているところもありますが、大体が 朝 〜 12時-14時 までのメニューになっています。
お店に着いた時に役立つドイツ語
Haben Sie Heute eine Weißwurst?
(ハーベン ズィー ホイテ アイネ ヴァイスヴルスト?)
今日は白ソーセージはありますか?
と聞いてみてください。
片言でも、ドイツ語で聞かれた店員さんは笑顔になることでしょう!
注文の時に役立つドイツ語
何と言ってもおすすめの組み合わせはやはり伝統的な組み合わせです。
白ソーセージ ヴァイスヴルスト Weißwurst
プレッツェルは大体がすでにテーブルの上にカゴに入ってナプキンがかけられた状態で置かれており、お会計の時に食べた分を申告することが殆どです。見当たらない場合は注文の時に一緒に頼めば持ってきてくれます。
ドイツ語での注文は、
Ich hatte gern eine Weißwurst und eine Brezel und ein Weißbier.
(イヒ ハッテ ゲルン アイネ ヴァイスヴルスト ウント アイネ プレッツェル ウント アイン ヴァイスビアー!)
Ich hatte gern 〜
が、何かを注文するときの決まり文句なので、マーケットやパン屋さんでのお買い物でも使えます。
上記の注文だと1つの注文ですが、複数頼みたいときは eine, ein(アイネ、アイン)を下記に変えて言いましょう。
2 zwei ツヴァイ
3 drei ドライ
4 vier フィア
5 fünf フンフ
6 sechs ゼクス
7 sieben ズィーベン
8 acht アハト
9 neun ノイン
10 zehn ツェーン
例えば白ビールを2つ頼みたいときは下記のように言えば伝わります。
Ich hatte gern zwei Weißbier.
(イヒ ハッテ ゲルン ツヴァイ ヴァイスビアー)
また、文章で言わずに、zwei Weißbier bitte. (ツヴァイ ヴァイスビアー ビッテ)というだけでも伝わりますよ。
Bitteは英語で言うPleaseと同じ意です。
白ソーセージの食べ方
新鮮な白ソーセージは熱湯で温められ、専用のポットにお湯に浮かべられたまま専用のマスタードと共に運ばれてきます。
皮は食べず、ナイフで縦長に一本切り込みを入れナイフとフォークで上手く中身を転がしながらクルンと一周皮を剥ぎます。
あとは専用の甘いマスタードにつけて頬張ると、ふわっ〜っと柔らかい肉の旨みが口の中にあふれます。
この食感と甘み旨みは白ソーセージならではです。
プレッツェルは周りの塩を手で落として食べるのが通な食べ方。そのままだと結構しょっぱいです。
そして白ビールをゴクリっ
小麦からできている白ビールとプレッツェルは、白ソーセージによく合います。
これであなたも南ドイツの朝食通!
レストランによってソーセージやビールの味が違うので色々試すのも楽しいですよ。
楽しいミュンヘン滞在をお送りください。
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